ダイアン35 (合計21錠)
国内未承認タイプの合成エストロゲンと合成アンドロゲンによる低用量ピル。
- ブランド: バイエル シェリング ファーマ(Schering)
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ダイアン35 (合計21錠) の商品詳細
ダイアン35は酢酸シプロテロンとエチニルエストラジオールという2種類のホルモンを含む低用量のピルです。 ドイツのバイエルシェリング社が製造しています。 このダイアン35がメジャー(先発)医薬品になります。 国内で承認されている低用量ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類のホルモンを含むタイプの物のみですが、ダイアン35は黄体ホルモン(プロゲステロン)の代りに合成男性ホルモン(アンドロゲン)を含んでいる事が特徴です。 卵子が未熟卵胞のなかで成熟し排卵にいたる毎月の月経サイクルは、体内の性ホルモンの分泌と密接に関わっています。 未熟卵胞が成熟卵胞へと変化し排卵がおこるためには、黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)という2種類のホルモンが必要です。 黄体形成ホルモン(LH)は、女性では黄体ホルモン(プロゲステロン)、男性では男性ホルモン(アンドロゲン)を分泌させる指示を伝えるホルモンです。 卵胞刺激ホルモン(FSH)は、卵胞ホルモン(エストロゲン)を分泌させる指示を伝えるホルモンです。 これらはホルモンの分泌を指示するホルモンの為、どちらも男性ホルモン(アンドロゲン)か、あるいは卵胞ホルモン(プロゲステロン)が体内に充分にあれば分泌されません。 ダイアン35は合成男性ホルモンである酢酸シプロテロンと卵胞ホルモンであるエチニルエストラジオールを服用する事で、体内の黄体ホルモンと卵胞ホルモンに先回りして体内にエストロゲンやプロゲステロンが充分にある、という信号を脳に伝えます。 その結果、黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌を抑え、排卵を抑制します。 ダイアン35に含まれる合成男性ホルモンである酢酸シプロテロンは、テストステロンの分泌を抑制します。 そのため、ダイアン35はフランスなどでは大人のニキビの治療薬としても使用されています。 2001年までは、酢酸シプロテロンは国内でアンドロクールという名称の前立腺癌の処方薬として使用されていました。 アンドロクールは長期大量の服用による肝細胞癌の報告があった為、国内では投与が不可欠な場合のみの使用に留め、漫然と使用しないようにとの警告がなされています。 また低用量のピルは、35歳以上で一日15本以上の喫煙をする方、心臓や血管系の疾患のある方やリスクの高い方、高血圧の方やリスクの高い方の服用には適していません。使用方法
1 日1 錠を毎日一定の時刻に定められた順に従って生理開始1日目から21日間服用を続けます。 その後、7日間の服用休止期間を経た後、次のピルシートを使用します。
また生理開始から5日以上経過している場合は、次の生理を待って、生理開始第1日目より服用を始めて下さい。
※医師の指示に従ってご使用ください。
副作用
主な副作用として、頭痛、乳房の張り・痛み、胃腸障害(悪心、嘔吐)、血圧上昇などが報告されています。このような症状が見られた場合は、直ちに医師にご相談下さい。
まれに下肢の痛み・むくみ、突然の息切れ、胸や頭の痛みといった症状が現れた場合は「血栓症」の疑いがありますので、直ちに服用を中止し、医師にご相談下さい。
※副作用および使用上のご注意はここに記載の限りではありません。
有効成分
Cyproterone acetate(酢酸シプロテロン) 2mg
ethinylestradiol(エチニルエストラジオール)0.035mg
内容量
21錠
ブランド
バイエル シェリング ファーマ
効果効能
低用量避妊ピル
注意事項
<以下に1つでも該当する方は、決して服用なさらないで下さい(禁忌)。>
本剤の成分に対して過敏症を起こしたことのある方
エストロゲン依存性腫瘍(乳癌、子宮体癌、子宮筋腫等)のある方
診断確定のされていない異常性器出血のある方
血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患のある方、又は、その既往歴のある方
血栓性素因のある方
抗リン脂質抗体症候群のある方
重い肝機能障害のある方
腎障害、急性腎不全の方
高血圧の方
耳硬化症のある方
35歳以上かつ1日に15本以上タバコを吸われる方
肺高血圧症の方
心房細動を合併する心臓弁膜症の方
亜急性細菌性心内膜炎のある心臓弁膜症の方
血管病変を伴う糖尿病の方
手術前4週間以内の方
手術後2週間以内の方
産後4週間以内の方
長期間に渡り安静状態の方
妊娠中に、黄疸、持続性1痒症、妊娠ヘルペスを発症したことのある方
妊婦もしくは授乳婦の方
前兆を伴う片頭痛のある方
骨成長が終了していない可能性のある方